超新星爆発その292020/02/14

手に負えなくなってきた
ここからどうすれば良いのだろう?

手に負えない絵
執着を手放して一旦これで終了しよう。

一旦、これで時間は終わった。

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今、突発性難聴?メニエール病?右耳が聞こえない。
ちょっとどうにも精神が崩壊してるのは明確なのだけど、もう片方の自分が平然を装っている。そのうち、ちぐはぐに引き裂かれてしまうんじゃないか。落ち込んでいる人たちの感情がダイレクトに伝わる。今ならよくわかる。どうか、あなたのもとに静かな夜が来ることを。
そして人々の幸せが続くことを。


さて、自作は何も考えずに、ただ星空を画きたい。オリオンと、大三角形、あるいは蠍座のアンタレスなどを。。。

超新星爆発その28.52020/02/11

木々はどのようにして環境の変化を知り、適応しているのだろうか。よくは知らないけど、研究では植物にも感情のようなものがあるという。

森の中に入ると、大きな木、小さな木、寄生するシダ、朽ち果てた木、そこから生える木、森の長みたいな木、苔、草、花、、、それぞれがバランスを保ち、且つせめぎあっている。
光と水を求めて、種の保存を求めている。

人の世に疲れて、生まれ変わったら木になりたいと思った時期もあったが、木は木でやはり厳しい生存競争の只中に必死なのかも知れない。

超新星爆発その282020/01/30

描いても描いても、そのイメージには程遠く、己の未熟さを感じる。闇の中に身を潜め、静かに溶けてしまいたい。


たとえ世界が終焉に向かおうと、最後の瞬間までもがき続ける。生きようとする力は純粋で、かけがえのない。命を燃やす超新星が喜びも悲しみも超越し光輝くように。

超新星爆発その272020/01/21

空を一段暗くするため、強い点を重ねてゆく。写真では分かりづらいし地道な作業だ。画きたいものは美しいもの。思い描くイメージの中にたどり着けるなら、この心臓を燃やせと。

超新星爆発その262020/01/16

シリウス、プロキオン、ベテルギウス
冬の大三角のひとつ、オリオンのベテルギウスが薄暗い。
冬に見るあの綺麗な三角形が私は好きだった。

ここ最近満点の星空を見ていない。
頼んでいた冬用のジャケットと電熱ベストが届いたので、1月の極寒の中でどの程度耐えられるのか。天体観測を目的にナイトツーリングを決行した。
中央道で甲府を抜けて八ヶ岳のふもと付近、山梨と長野の中間程にある清里を目指す。
夜11時に出発。バイクの気温計は気温5℃は下り山岳地帯に入ると3℃、2℃、1℃と徐々に下がってゆく。
時速は100キロをキープ。風防のないネイキッドは風というよりは風圧を感じる。奪われていく体温と体力、寒さは痛みを伴い指先と足先が麻痺してくる。上半身の方は電熱ベストのお陰でどうにか凌げるが、それでも体が震える。
中央道で山梨の山岳地を越え緩やかな下りカーブに差し掛かるとき、パッと甲府盆地が開ける。そこからの夜景が絶景で一瞬目を奪われる。遠く八ヶ岳連峰が暗くそびえ立つ。
深夜2時になり目的地のインターで降りる。まきば公園に向かう峠道を低速で走る。標高1300の地点でマイナス3℃、路面が白く雪肌を帯びる。まきば公園の駐車場までどうにかこれたが、放射冷却の霧があたりに立ち込めて、これ以上は無理だと判断する。
白い雪と霧の世界の中を自動販売機の明かりが煌々と灯り、凍てつく空には欠け始めた月が朧な影をうつしている。公園の並木が漆黒の中にそびえ立ち、吐く息は白く、それはまるで世界の終わりのような光景だった。
天体観測が目的でここまで走ってきたが、まるで孤独の虜となり、煙草を一本だけ吸って引き返すことにした。
途中のコンビニで暖をとる。店員のおじさんが「バイクは寒いでしょう」と声をかけてくれてた。
帰りの高速は暗く、寒さも一段と厳しく、睡魔に何度か襲われながら明け方の5時に家路に着いたのだった。

超新星爆発その252019/12/29

近年、オリオンのベテルギウスが明滅しており、いずれは超新星爆発を迎えると言われている。我々は600光年離れた星のことを想うことが出来る。
冬の夜空に輝く大三角形も、優美なオリオン座も、その形を失う。やがて人々の記憶から消えてしまう。
今この瞬間しかないのだ。

超新星爆発その242019/11/25

星を見つめ、星に見つめられ、互いに沈黙し
繋がることのない孤独を保ちつつ
心の聖域にその光を優しく招く

誰も居ない、誰も知らないこの場所で
最後の超新星爆発を迎える

超新星爆発その232019/11/23

明日さえも見えず、暗闇の淵にうずくまって
夢見ることも叶わず、絶望の中にあり
声も届かず、時間の彼方へ忘れ去られ
閉ざされた心の闇に、誰さえも愛せなくとも
その孤独がいつかお前の夜を照らす

超新星爆発その222019/11/13

たとえば一片を描き込むと、その明度に合わせて今度は画面の全部を描き込まなければならず。一向に捗らない。極めて鈍行。苦しい。耐え難い。これに時間を費やす意味があるのか。やってみなければ分からぬ。見上げるような断崖絶壁に立ち尽くす時、山羊座は密かに闘志を燃やすのである。持久戦である。集中力は、ない。

超新星爆発その212019/11/01

気がつけば11月である。半年で終わらす予定だったがもう一年になろうとしている。それもまた道理。
ここ1〜2ヶ月は引っ越しの事で手一杯だったが、ようやく家具が揃い(1ヶ月待ち!)新居が整った。
描く環境はかなり重要な気がする。果たして作品自体にも影響は及ぼされるのだろうか?
さて、作品が捗らないように見えるのは、実際に捗っていない事と、ひとつは明暗が変わらないからだ。
もう一段暗くしてみる。