妖精その42020/11/18

描き方になれてきたところで、線の表現に限界が見えてきた。かすれ線を引くのは今のやり方では不可能だ。インクを薄めるとか、ペン先を変えるとか、削るとか、道具の方を変えないと不可能だと分かった。今は仕方なく点描の要領で意図的にかすれを演出しているに過ぎない。
もう一つの課題は、下絵が不完全だから明度に毎回悩む。どこに光源があるのか、どこが反射されているのかなど。ラフを完全に完成させれば抜け出せるだろう。

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11月15日。蠍座の新月。

無題2020/11/07

あなたの夜に光が届くまで私は何度も思い出す。あなたの声が届くまで私は何度でも耳を傾ける。凍りついた水晶も朝陽が昇ればやがて水になって溶けてなくなる。それらは川となって涙と一緒に流れてゆく。どこかへ。
そして誰も居なくなった夜、空には満天の星が立ち昇る。

妖精その32020/11/07

ペン画本来の魅力は流動する線だ。絵の具では描けないものがあるはずだ。ペン画の楽しさを徐々に実感しつつ、集中力がないので今日はここまで。

妖精その22020/11/07

線が滲んだり、思い通りの細さや太さが出せない。力の強弱をつけたり、持つ位置を変えたり、筆先の向きを変えたり、素早く描いたり、インクの付け具合、ペン先の摩耗、紙の表面の状態、色々な要素がある。そういうのを描きながら学んでいる。

無題2020/11/04

実家に帰って鍋をつついた。炊飯器のセットをしていなかった事が発覚し、最近父はボケてきてると母が愚痴をこぼしてた。母は登山で転んで目に大きな青たん作っており眼帯が外せないらしい。実家に帰ると必ず仏壇の上に飾られた2匹の猫の写真を眺める。密かな私の楽しみ、心の療養なのである。

妖精その12020/10/30

久しぶりの、おそらく10年ぶりにペンを握る。え?今まで何やっていたの?心の声に苦笑する。最後にまともなペン画を描いたのが2005年になる。忘れもしない。それから確か2007年に雨のペン画に挑戦し、敗北した。今でも描き途中のそれが眠っている。多分もう描けないだろう。それからはまともな作品を作れず、スランプというやつだ。転職ということもあり、一度絵筆を折って(それは比喩)介護の道を歩む事を決意したのが2010年?昼間は介護施設で働き、夜間学校で介護の勉強をし今の職につく。2015年に、また作品を作りたくなり、それでもペンを扱う事に抵抗があった為、気を張らずにポールペンを使う。星空を描きたくて試行錯誤の末点描技法にたどり着き、そこから今日までボールペンで描いてきた。
なぜもう一度ペンを握ったのか、それはよく分からないが、今ならまた描けるのではないかと感じたからだ。
それで、ちょっと試しに描いてみているが、相変わらず難しい。当たり前か。どうなることやら。

無題2020/10/16

遠く、光も、時間も追いつけない遠いところにたった一人取り残されている。
ある音楽を聴くとき、舞台装置のように、私はその哀しみに触れる。
そしてそうやって時々その子に呼びかける。こちらの声は届かない。でもそうしなければ彼は世界でたった一人なのだ。

無題2020/10/05

秋。はやく焼き芋を食べたい。旨すぎるっていうか糖度最強説。紅はるか糖度60って天国の食べもものでは?

次作に想いを馳せる。
候補はいくつかあるけど、今自分は何が描きたいのか。
洞窟画、カラス、鹿、、、それでいくつか鹿のラフを描きなぐっていた。
それで、いてもたっても居られず国立科学博物館に行こうと思ったら今日は休館日だった。調べて良かった。
だいたい欲しいものはどこにもなかったり、休みだったりするから、これは良い前兆である。明日行こう。

冬の星座 完2020/09/30

冬の星座
星の導き
約束

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仕上げはミヤマで。
さて、次のステージへ。
これで時間は終わった。

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彼は世界中で話されていることばの最も重要な部分、地球上のすべての人が心で理解できることばを学んだのだった。それは人類よりももっと古く、砂漠よりももっと昔からあるものだった。

冬の星座その412020/09/30

‪つながっていた糸がほつれて、絵が、自分を離れようとしてる。もうお別れのときがきたようだ。ともに育んできた手を差し伸べてしっかり抱きしめる。最後のメッセージを贈る。あなたの行く末に光があることを。‬