水晶の夜(仮)その202018/09/30

息も凍る世界、周囲は暗黒に飲み込まれ、誰も寄せ付けない。人と一定の距離を保つ、心の聖域が存在する。おそらくそれは、自分自身さえも寄せ付けない程の。
水が、ある一定の温度を下回ると氷に変化する。一瞬のうちに形成されていく様子を想像する。それがビルを飲み込み、都市を飲み込み、人は眠りの夢の世界だけを永遠に生きる。そうやって作られる世界があっても良い。
この絵が描かれるにつれて、言いたいことが何となく解ってきた気がする。描くのは容易ではないけど、、、なんだか楽しい。勝ち目のない戦いである。

コメント

トラックバック