幼年期の終わり ― 2017/09/27

点描星空の技法を確立した。今度はブラックホールを描いてみたくなって、模索した。
ブラックホールの漆黒をどう描くか、黒で塗りつぶすには濃くなりすぎる。例によってまた点描である。
殆ど下書きなしで描いてみたが、結果は微妙なものとなった。
渦の下絵をしっかり決めてから描くべきである。

太陽のように自ら光る星と、地球のように光れない星があって、光る星は何れ寿命を迎え大爆発を起こす。それが超新星爆発で、その題材を以前に描いた。今回の絵はその続きみたいな感じか。
強大な星が超新星爆発を起こすと、爆発のエネルギーで星が圧縮され、その質量がある一定を超えるとブラックホールと化す。ブラックホールは別のブラックホールと融合して成長すると言う。
光さえも飲み込んでしまうブラックホールを「戻れないもの」として捉えたときに、なんとなく人間の幼年期から思春期へ向かう成長の過程を連想された。クラークの小説は、、、読んでない。

子供の描写は、フリー素材の写真を参考にしている。線画の練習のために描いていたのだが、その姿がなんとなく勇敢で、そこに物語を見た。
唯一、子供と言うのは世界が終わろうとて、臆することなく立ち向かうのではなかろうか。孤独と悲しみをテーマにいつも絵を描いているけれど、子供たちだけはそんなテーマと無縁の存在でありますようにと、願っている。

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