星影その122015/12/16

昨夜、ふと流れ星を見た。
一つ前の夜が流星群だったけど、曇っていて見るのは諦めていた。
人知れず流れて消える。
誰にも目撃されず、にも拘らず、その一瞬にすべてをかけ、
燃え尽きるまで光り放つ。
たったひとり、その観測者が居るだけで、その存在意義が生まれるのであれば、奇跡と呼んでいい。
誰にも観測されず消えいった多くの星々は、無言の中で、一番美しいのかもしれない。

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